初期顧客情報には 『基本情報』 『カウンセリング情報』 『属性情報』 の3つがありますが、2回目以降は更に『技術情報(技術カルテ)』 『売上情報(来店履歴)』の2つがプラスされます。
❑技術情報(技術カルテ)
技術情報は 「前回施術」 と 「施術詳細」 2つに分けられます。
前回施術は売り上げ情報と繋がっており前回どのような施術(メニュー)を誰がしているのか、いくらだったのか、という情報であり、施術詳細は例えばカラーリングの場合、何の薬液をどのくらい使いどのように塗布し何分放置したのかといった情報になります。
更には展開図等での管理やお写真などの画像データで管理する場合もあります。
技術情報(技術カルテ)イメージ
❑売上情報
過去のお客様の売上及び、来店履歴を確認します。
・サイクル(来店周期) ⇒ お客様が平均どのくらいの日数で来店頂いているかの数値です。
・単価 ⇒ お客様の平均単価です。 技術と店販商品の確認が必要です。
・金額(年間・累計) ⇒ 過去お客様が店舗で使用されている金額の累計になります。
古くからのお客様であれば、累計が多くなり、店舗のロイヤルカスタマ-顧客だと判断ができます。さらにより顧客のランクを確認するため、年間での総支払額で確認するのが一般的です。
・回数(年間・累計) ⇒ 過去お客様が店舗にどのくらいお越しいただけているのかの累計になります。
こちらも古くからのお客様であれば、累計の回数が多くなります。売上と同じく顧客のランクを確認するため、年間での総来店数で確認するのが一般的です。
・物販購入履歴 ⇒過去何の商品を購入されているのか、どのくらいの金額なのかの確認です。
特に店販に力を入れている店舗ではお客様ご来店の都度確認し、商品を切らせてないかの確認、新商品提案等が必要となります。
売上情報イメージ
実際紙での管理でもできることはできますが、かなり時間が掛かってしまう管理です。
又、エクセル等でもできないわけではありませんが、データが増えると紙以上に管理が大変になる点や
その後の情報抽出がしづらい点等からPOSシステムでの管理をおすすめします。POSシステムであれば、出したい情報が、いつでも迅速に出すことができます。