開業初月にやるべき3つの集客準備

開業初月、多くの方が集客の悩みを抱えます。
「集客って何からやればいいんですか?」「想定していた客数が見込めません」などのお声があります。
SNS、広告、ポータルサイト、チラシ、紹介……やることが多すぎて、結局どれも中途半端になるケースがほとんどです。
結論からお伝えすると以下の通りになります。
開業初月にやるべき集客は、たった3つの行動を意識して行動していきましょう。
今回は、開業初月に「やるべき3つの集客準備」を理由と具体策とともに解説します。
「今すぐ来てくれる人」に絞った集客をする
開業初月で最もやってはいけないのが、「将来のための集客」を頑張りすぎることです。
Instagramの世界観づくり、ブランディング投稿、フォロワー増加を狙うなど、これらは大切ですが、初月は売上を作ることが最優先です。
狙うべきターゲットはどのようなお客様なのか考えて対策していく必要があります。
・すでに来店ニーズがある人
・「近くで探している」「今すぐ予約したい人」
具体的には以下の準備が必要です。
Googleマップ(MEO)の整備が必要で「登録してある」では不十分です。
完成度=表示順位に直結しますので、初期設定は重要になります。
実践項目
店舗名:正式名称のみ(余計なキーワードは入れない)
カテゴリ:メイン1つ+サブ2〜3個(例)美容院/ヘアサロン/ヘッドスパ
住所・電話番号・営業時間:HP・SNSと完全一致
Web予約URL:必ず設定する
サービス内容:メニューを具体的に記載
目安として未入力項目ゼロにし、Googleマップからサロンを発見した人が、サロンの全てを理解できるような準備が必要となります。
+αで出来たら良いこと
写真を「量」と「質」両方入れる
MEOは写真で8割決まると言っても過言ではありません。
最低入れる写真(20〜30枚)
外観(昼・夜)
内観(入口・セット面
スタッフ写真(1人でもOK)
施術風景
メニュー・価格表
店舗の雰囲気が伝わる写真(スマホでOKだが明るさ重視)
飲食店を探す際にも、昼の雰囲気や夜の雰囲気、駐車場の確認、入口の雰囲気、メニュー表の価格チェックなど、予約する際には事前に調べると思います。
美容室検索をする際にもヘアスタイルだけではなく、このような項目をチェックしたうえで、ようやく予約までたどり着きますので、サロンの見える化をしていきましょう。
「既存の人脈」を全力で使う
意外と多いのが、「既存の人脈を頼らない」開業者です。
開業初月は、現勤務先と開業エリアが大幅に変わらない限り、ゼロからの集客ではありません。
これまで関りがあった方へ、自らアクションをかけていきましょう。
対象先
・知人、友人、家族
・業界の繋がりのある方
これらは立派な集客資源となりますので、お伝え漏れがないように心掛けていきましょう。
やるべきことはシンプルで「開業の報告をする」「場所・コンセプト・予約方法を明確に伝える」「よかったら紹介してくださいと正直に頼む」をお伝えしていきましょう。
ここで大事なのは、遠慮しないことです。
開業初月は「お願いしていい期間」です。
人脈経由で人前予約が埋まると、開業初月の心理的ストレス緩和にも繋がりますので、積極的に案内していくことをお勧めします。
「リピート前提」で集客を設計する
初月集客で最も重要なのが、「次回来店まで設計できているか」です。
よくある失敗が、「初回割引」だけして終わりになってしまうことです。
これでは、ずっと新規集客に追われ続けます。
初月からやるべきは
・次回予約の提案
・来店後フォロー(LINE・メッセージ)
・再来理由の明確化
「次はいつ・何のために来るのか」をお客様と一緒に決めること。
初月に来たお客様が、2回目・3回目につながるかどうかはここで、その後の経営難易度が決まります。
まとめ
開業初月、バタバタしてしまいスタート時の記憶がないと言ったサロンオーナーも多くいらっしゃいます。
開業初月の集客は、派手さは必要なく3つの方法を意識するだけで成果が大きく変わるかもしれません。
・今すぐ来る人を取りに行く
・既存のつながりを最大限活かす
・次につながる仕組みを作る
この3つの準備ができていない状態でSNSや広告に力を入れても、時間とお金を失うことになってしまいます。
開業初月は、未来の売上を作る土台づくりの期間。
まずは、確実に積み上げていきましょう。
●文/コンシェルジュチーム:藤平
ビューティガレージ コンシェルジュ室
日本最大級のプロ向け美容商材のオンラインショップ&ショールームを運営する株式会社ビューティガレージで、サロンの開業・経営支援のコンサルタント業務を担当。
15年以上のサポート実績と、数多くの開業事例、データに基づいた分析で、年間600件以上の開業に携わっています。
事業計画書の作成からお店のオープンまで、サロンオーナーと二人三脚で開業準備を行う「開業プロデュース」が好評。成功サロンを多数輩出しています。







