開業前が勝負! 新規サロンの集客力を高めるためのツール活用法

公開日:2018/06/08  更新日:2018/12/28
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サロン 開業

初めまして、ビューティガレージ・サロン集客チームの齊藤と申します。

 

私の主な業務としては、開業の集客ツール(ホームページ作成・チラシ・名刺・ロゴなど)の作成、ホームページのリニューアル、キャンペーンチラシの作成などを行っております。

 

今回は、お店をオープンする際に困らない集客方法をお伝えしたいと思います。オープンするにあたり、お店もないし、出せる情報もないからといって宣伝をしないサロン様がいますが、非常にもったいないことです。

 

新しくスタートするサロンは、“工事している期間が一番注目を集めている”のです!

 

テナントが決まったらやること

まずテナントが決まったら、最初にやるべきことがあります。

 

よくあるのが、長く空いている物件などは「テナント募集中」というチラシが貼ってあったり、不動産屋さんの電話番号が貼ってあったりすると思います。

 

それを、「物件が決まりました!」に変えましょう。(店舗名が決まっている必要はありません)

 

店舗名が決まっているのであれば下記のように店舗名を出し、どのような業態なのかを出しましょう。

 

ヘアサロン 開業

 

ネイルサロン開業

 

どのような業態のお店が入るのが分かれば、主婦などのあいだで「○○のところに美容室ができるみたいよ」といった口コミのタネになる可能性があります。

 

お客様への宣伝期間は長いに越したことはありません。

 

お客様にどのようなタイミングで知っていただけるかもわかりませんので、少しでも早く気が付いてもらい、少しでも多くの方に興味を持ってもらえるように情報を発信をすることを心がけましょう。

 

店舗詳細が決まるまで待つ必要はない

上記でも書いておりますが、美容室をオープンさせるのであれば「美容室をオープンします」だけも結構です。

 

店舗名が決まったら、張り紙や黒板などを「店舗名が決まりました。美容室BeautyGarageです。よろしくお願いいたします」と変えましょう。お客様に気にしていただける環境を作っていくのです。

 

工事中は街の景観が変わるため、一番興味を集めている時期といえます。工事が終わるまで何もしない、つまり、街の景観に溶け込んでしまってから宣伝するのでは注目されません。

 

週に1回で良いので黒板などの情報は変えていきましょう。内容が決まるたびに情報を書き換えていくのです。変わっているから目に付くようになります。

 

美容室などで働いているスタッフさんも、毎回髪色が変わっているスタッフさんって行くたびに見てしまいますよね。それと同じようなことです。

 

SNSを活用する

みなさん、すでにSNSをやっているという方が多いと思います。SNSをやるにあたっては店舗名があった方がいいです。店舗名が決まったらSNSのアカウントを取るようにしましょう。

 

現在主流で、ブランディングに活用できるものといえば、Facebook(フェイスブック)やInstagram(インスタグラム)が多いでしょう。

 

Facebook(フェイスブック)を活用する

Facebookは、お店ができるまでの過程や困った点など、現在どのようになっているのかを出していきましょう。

 

Facebookのニュースフィード(タイムライン)は、友達が多い人ほど流れが早く、後で見つけようと思ってもなかなかみつからないものです。「こんなこと流して大丈夫かな?」と思ってもその情報を見ているのは一瞬。

 

また、FacebookはInstagramより拡散力があるのも特徴です。ほかの人へ情報を届けやすくなりますので、できるだけ活用しましょう。

 

Instagram(インスタグラム)を活用する

Instagramの活用方法としては、お店のブランディングができる“タグ(#)”を使いましょう。そのタグで調べればそのお店のことしか出てこないようなものがベストです。

 

ちなみに、僕がInstagramを投稿する際は「#集客チーム」「#集客t」などでブランディングしています。

 

当然、「#美容室」「#エステサロン」「#ネイルサロン」などといったタグも入れていますが、数が多いため情報が埋もれてしまいます。そのため、埋もれない自分だけのタグをつける必要があるのです。

 

それが、ブランディングにつながります。

ブランディング(英: branding)とは、ブランドに対する共感や信頼などを通じて顧客にとっての価値を高めていく、企業と組織のマーケティング戦略の1つ。

ブランディング | Wikipediaより引用

 

ビジネスアカウントを取得しよう

Facebook、Instagramは、できればビジネスアカウントを取得をしましょう。理由としては、SNSの投稿をする際にどのような投稿がお客様に届いているか、というデータが見られるようになります。

 

チラシを用意する

開業前であれば、店舗の前にチラシをおいた方がいいでしょう。店舗がオープンした後では、中から見られていてなかなか取れない方もいらっしゃいます。

 

また、前項でも話したように口コミのネタになります。この際にホームページなどあればベストですが、なかなか時間的な問題から準備ができないケースも多いので、SNSと連携させるといいでしょう。

 

チラシを作るポイントは、“これを見た人がどのような行動を起こすか”を考えることです。専門用語を使うのもいいですが、わからない言葉だけ並べても行きたい気持ちにはなりません。

 

いい例が、“グレイカラ―”です。

 

グレイカラーとはいわゆる白髪染めのことですが、地域によってはグレイカラ―と言っても「?」となってしまいます。白髪染めをおしゃれに書いているのですが、それゆえ伝わらないのです。

 

どうしてもグレイカラ―という言葉を使いたいのであれば、「40代から始めるならグレイカラ―」などターゲットを限定し、その世代のお客様から「グレイカラ―ってなんですか?」と質問をもらえるようなフレーズにした方が良いと思います。

 

グレイカラ―という言葉でお客様から質問をしていただくのが行動になります。お店のコンセプトにあっているターゲットにしっかりと情報を伝えましょう。

 

開業時だからできる集客方法まとめ

工事などで注目を浴びていてスタッフが常駐をしていないからこそ、お客様はゆっくりとお店を見ることができます。せっかく興味があるのに何も行動に移せないのは非常にもったいないことです。

 

お客様に、何かしら情報を受け取っていただけるようにしましょう。開業してからがスタートではなく、開業前から集客はできるのです。

 

開業までブランディングを固め、開業時には少しでもサロンのことを知って来店いただけるようにしてみませんか?

 

ビューティガレージでは、開業するお客様のホームページやチラシの作成、または、すでにあるホームページのリニューアルなど、日々お客様と打ち合せをさせていただいております。

 

集客ツールにお困りのことがありましたらお気軽にご相談ください。サロン集客チームの齊藤でした。

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ビューティガレージ コンシェルジュ室

日本最大級のプロ向け美容商材のオンラインショップ&ショールームを運営する株式会社ビューティガレージで、サロンの開業・経営支援のコンサルタント業務を担当。

15年以上のサポート実績と、数多くの開業事例、データに基づいた分析で、年間600件以上の開業に携わっています。

事業計画書の作成からお店のオープンまで、サロンオーナーと二人三脚で開業準備を行う「開業プロデュース」が好評。成功サロンを多数輩出しています。

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