緊急事態宣言の影響緩和を目的とした一時支援金について

公開日:2021/03/09  更新日:2021/03/09
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一時支援金

2021年3月8日より「緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金」の受付がスタートしました。飲食店だけでなく、美容室、理容室、エステサロンなど美容サロン事業者と、フリーランス美容師も対象になっているようです。

 

支給条件

①緊急事態宣言に伴う飲食店時短営業又は外出自粛等の影響を受けていること

※美容業は「外出自粛等の影響を受けている」事業者に該当します。

 

②2019年比又は2020年比で、2021年の1月、2月又は3月の売上が50%以上減少していること

 

またフリーランスで確定申告した個人事業者も含まれます。

 

対象地域

栃木県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県の緊急事態宣言地域のほか、宣言地域外で特に外出自粛の影響を受けている地域も条件によっては含まれます。

 

給付額

2020年または2019年の対象期間の合計売上ー2021年の対象月の売上×3ヶ月

対象期間は1月〜3月

対象月は対象期間から任意に選択可

中小企業は60万円(上限)、個人事業者は30万円(上限)

 

以下は個人事業主の例です。

一時支援金

19年か20年のどちらかの対象期間と今年の対象期間の売上を比較して、50%以上の減少が見られる月を対象月として計算します。

 

この例のケースでは計算で60万円になりましたが、個人事業主の上限は30万円なので、上限の30万円が給付されます。

 

申請受付期間:2021年3月8日~5月31日

 

申請から給付までの流れ

不正受給や誤った受給への対策として、申請前に商工会議所や金融機関、会計事務所などの一時支援金登録確認機関から「事前確認」を受けなければなりません。

 

アカウント発行 ⇛ 書類準備 ⇛ 登録確認機関によるチェック ⇛ 書類申請 ⇛ 審査 ⇛ 振込という流れになります。

 

 

登録確認機関については以下を参考にしてください。

 

取引のある機関(例えば税理士や商工会議所)からの事前確認であれば、電話やテレビ会議などで簡易に済むことができます。

 

一時支援金

 

問い合わせ

中小企業庁 「緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金事務

TEL:0120-211-240(フリーダイヤル)
TEL:03-6629-0479(通話料がかかります)

 

参考資料

経済産業省「緊急事態宣言の影響緩和に係る一時支援金の詳細について

 

 

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ビューティガレージ コンシェルジュ室

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