なぜ今サロンは電子書籍なのか?専門業者に聞いてみた
新型コロナウイルスの蔓延により、サロンワークにおいても様々なデジタル化が進んでおります。
その中の一つである、【電子書籍サービス】
こちらが近年めざましく伸長しており、
紙の雑誌派だったサロンも次々に乗り換えてるぞ!ってことで専門業者に詳しくお話を聞いてみました。
なぜ今サロンから電子書籍が選ばているのか?
結論から申し上げると、
「本部(オーナー)・スタッフ・来店されるお客様、全ての人にメリットがあるため」とのことです。
全ての人に!?
一体、どんなメリットがあるのでしょうか。
目次
本部(オーナー)のメリット
コストカットが見込める
例えば、
5セット面のサロンで1人のお客様に3冊の雑誌をお出しする場合
紙の雑誌
1冊約800円×3冊×5面=12,000円
1000円×5面=5,000円
このケースだとなんと紙の雑誌の半分以下のコストになりますね。
スタッフのメリット
①掃除の手間が省ける
本に挟まっている髪の毛をとるのって意外と面倒なんですよ。。。
折れ目や汚れなどのお手入れも冊数が多くなると大変です。
電子書籍にして手間がなくなり少しでも練習を早く始めることができるとスタッフさんは嬉しいですよね!
②買う手間・破棄する手間がなくなる
「あのヘアカタの最新号、今から本屋で買ってきて!」
「は、はい!(まじで?今お店忙しいよ?)」
こんなやり取りがたまにあるサロンはすぐに電子書籍の導入を検討したほうが良さそうです。
また、重たい雑誌を紐でしばって外まで捨てに行くという地味だけど大変な作業が解消されます。
“最新号なのにビリビリに破けたから買い直す”ということもなくなりますね。
③本棚が必要なくなる
本棚が店頭になくなることで物理的に空きスペースができます。
他の収納を置くもよし、インテリアを置くもよし、何も置かず広々使うもよし。
電子書籍にするとサロン空間に新たな可能性が生まれます。
④お客様に合わせて雑誌を選択する必要がなくなる
お客様が読みたい本を選ぶにはセンスと経験が必要です。
出された雑誌によってお客様が「私、そんな年上に見えた・・?」などショックを受けてしまうこともしばしば。。。
電子書籍だったらそんなプレッシャーを感じずにOKです。
⑤タブレット1台で年齢・性別問わず幅広いジャンルの雑誌をカバーできる
読む人が少ないけど一定の人は必ず読む雑誌は発注するかどうか悩みますね。
電子書籍なら少しニッチなジャンルの雑誌もわざわざ買う必要なくそろえることができます。
ご来店されるお客様のメリット
①自分が読みたい雑誌を読める
紙の雑誌の場合、読みたい雑誌を隣の席の人が読んでいたり、興味のない雑誌を出されてしまうことがあります。
実は読みたい雑誌があるけど美容師に恥ずかしくて言えないなんてこともあるようです。
電子書籍なら遠慮なく自分の読みたい雑誌が読めますね。
②最新刊を読める
これも似ている話ですが、紙の雑誌だとサロンが最新号を買っていなかったり、他のお客様が最新号を読んでいると自分が読めないことがあります。
「書店で買うほどではないけどサロンで最新のファッション誌を読むのが楽しみ」という人は意外と多いのです。
③清潔感がある
コロナ禍で伸長した理由の一番はこれかと思います。
電子書籍タブレットの画面は消毒できるけど紙の雑誌は消毒できません。
他のお客様となにかを使いまわす際に消毒は必須の世の中となりました。
まとめ
電子書籍に使うタブレットは雑誌を読まない間、店販品やオプションメニューの広告としても利用できますね。
開業済のサロンもこれから開業する方もサロンのデジタル化に乗り遅れないよう電子書籍を始めてみてはいかがでしょうか。
ビューティガレージ コンシェルジュ室
日本最大級のプロ向け美容商材のオンラインショップ&ショールームを運営する株式会社ビューティガレージで、サロンの開業・経営支援のコンサルタント業務を担当。
15年以上のサポート実績と、数多くの開業事例、データに基づいた分析で、年間600件以上の開業に携わっています。
事業計画書の作成からお店のオープンまで、サロンオーナーと二人三脚で開業準備を行う「開業プロデュース」が好評。成功サロンを多数輩出しています。