放置NG！繁盛店への基本チェック項目

季節、イベントと関連性が高いサロン業界。

繁忙月や閑散月が一年の中で繰り返されていきます。

繁忙月は集客の事は気にすることなく過ごしても、閑散月になると「事前に準備をしておけば良かった」と考えることもあるでしょう。

繁盛店は基本が徹底しているからこそ、繁盛店になります。

顧客が目にするのは実際にあるサロンだけではなく、WEBを通じてもサロンを確認します。

基本をチェックしていき抜け目ないサロン運営をしていきましょう。

ホームページ

サロンをオープンしたときには、インターネットを通じてサロンを探しやすくするために開設した方も多いのではないでしょうか。

しかし、現状はホームページが更新されていないサロンが多く目にします。

現在、サロンを探すうえで集客サイトは興味関心を持たせる「入口」、ホームページは安心を与える「出口」のような存在です。

旅行を予約するときのイメージをしてみましょう。

旅行を予定した際に、予約は旅行サイトを利用する方が多いのではないでしょうか。

予約サイトは顧客が最初に検索する「入口」です。

次に、宿泊先ホテルのホームページや、娯楽施設のホームページを閲覧し、旅先の施設の下調べや最終確認をします。

ホームページは安心材料や意思決定をするための「出口」となります。

この「入口」と「出口」の情報がお客様にとって大切な情報となります。

旅行サイトは最新情報で、宿泊予定のホテルのホームページの内容が更新されていないと不安になりますよね。

改めて、ホームページの内容が現状のサロンと内容に相違がないか確認をしていきましょう。

メニュー内容…実際にあるメニュー内容か確認

料金…メニュー金額（税込表示）、税率

スタッフ写真…出来る限り直近の写真

スタイル写真…数年前に流行った写真ではないか確認

問合せ先…使用していないメールアドレスではないか確認

ホームページ自体が顧客にとって古い見え方になっていないか、改めてチェックしていく必要があります。

Googleビジネスプロフィール

Google MAPの集客を狙ったサロンは、Googleビジネスプロフィールの更新も必要になります。

営業時間の変化や、サロン定休日の設定が変わった場合は、すぐに反映させないと誤って来店してしまう可能性があるので、特に注意が必要です。

概要…営業時間、定休日、住所、電話番号

予約経路…ホームページ、集客サイトと連携の有無

口コミ…顧客の口コミに対しての返答の確認

写真…外観、店内、美容素材写真（ヘア・スキン・まつ毛・ネイル等）

住んでいる地域、勤務先から近くのサロンを探す際に、Google MAPを利用して検索する方も増えてきているので、更新できているかチェックしていきましょう。

集客サイト

サロンの最新情報を得たい方は、まず初めに見るのが集客サイトです。

現在使用している集客サイトも更新頻度や設定を変えるだけで、さらに集客力が上がる可能性があるので、決して放置せず改めて目を向けていきましょう。

・目を引くようなキャッチコピー

・ブログ更新

・クーポン作成

・分かりやすい文言や文章説明

・店内写真

・スタッフ写真

サロンに担当者が付く集客サイトもあります。

担当者に頼るだけでなく、サロンのコアターゲットを想像しながら、新しいメニューやクーポンを考えてみましょう。

SNS

こちらもホームページ同様、開設当初は更新を行っていたが、いつの間にか放置しているサロンも目立ちます。

また、更新はしているがプライベートの情報が多すぎてしまい、サロン専用のSNSとしての印象が薄れてしまっているアカウントも多くあります。

SNSでの集客を狙っている場合は、仕事とプライベートを切り離して運用していくこともご検討ください。

Instagram投稿種類

リール…最大30秒の動画

フィード…写真や動画の通常投稿

ストーリーズ…24時間で消える動画投稿

載せる写真や動画に対して使い分けることにより、今までと違う集客効果が見込めるかもしれません。

SNSは運用を開始しても、最初はなかなか効果が表れず諦めてしまいやすいツールではあります。

まずは「集客」ではなく「認知」を目的とした運用が長続きするポイントかもしれません。

まとめ

これらの内容に目新しい項目はありませんが、繁盛店は基礎的なことを店舗運営に取り入れることで、繁盛店の実現に向けた基盤を築いています。

サロンを認知できるツールでマイナス効果にならないように、定期的に更新をしていきましょう。

更新に慣れてきた頃には、すでに繁盛店になっているかもしれません。

諦めず、取り組んでいきましょう。

●文／コンシェルジュチーム：藤平