【美容室開業のリアル】30代の経験がカギ! データからみる独立の年齢と傾向

公開日:2019/10/22  更新日:2019/10/21
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美容師 独立

コンシェルジュ室で行っている開業相談では、「この年齢での独立は遅いほうですか?」「みんな何歳くらいで独立していますか?」など、“独立の時期”に関する質問を受けることがあります。

 

年齢だけで独立を決めることはおすすめしませんが、実際、融資審査の条件にも“美容師としてのキャリア年数”が含まれているので、無視することもできません。

 

そこで今回は、2018年~2019年にビューティガレージが開業サポートを行い、実際に独立を果たしたサロンオーナー48人の“年齢”についてまとめてみました。

 

30代で独立する人が7割

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データからわかる通り、最頻値は35~39歳。特に38歳での独立が多く見られました(10人)。

 

これが遅いのか早いのかは判断できませんが、30代の開業者が約7割を占めますので、30代での独立は一般的と言えるのではないでしょうか。

 

今の38、39歳は20年前のカリスマ美容師ブームのときに美容学校に通った人たちです。ボリュームが多いのも当然と言えるかもしれません。

 

35~39歳で独立する人の特徴は“店舗マネジメント実績”

美容師 独立

 

一番ボリュームが多い35~39歳の人たちの特徴は、“店長経験”があることです。データでも、30代前半との差が大きく出ています。

 

職務経歴書を見てみると、ほとんどの人が店長やエリアマネージャーを経験していました。特に38歳(10人)は全員が店長経験者でした。

 

彼らの事業計画書には、「店舗のマネジメント経験を通じて感じたサロンの課題を解決したい」というモチベーションを見て取ることができます。

 

「従業員の働く環境を改善したい」「お客さまにもっと丁寧に接客したい」など、店長としてサロンを運営していくことで、自分がやりたいことが明確になっていくと言えるでしょう。

 

30代前半の人は“自分視点”での独立

30代前半のオーナーは、サロンの課題、美容業界の課題を解決したいという想いよりも、「自分の技術を広めたい」「自分のブランドを高めたい」という動機が強いように感じます。

 

彼らの職務経歴書を見てみると、スタイリストとして多くの固定客を獲得し、高い売上実績を積んでいます。技術や接客を磨き、自分の腕に自信をつけてきたように感じます。

 

また、30代前半で開業をしたオーナーはフリーランスで働いている人が多かったようです。自分のお店を持つために、フリーになって自己資金を貯めてきた人もいました。独立に向けて計画的に動いているのも特徴だと思います。

 

30代は経験も自信もついてくる時期

母数は少ないですが、ビューティガレージで開業サポートを受けている人の7割が30代です。

 

特に35~39歳の層が最も多く、彼らはスタイリストとなり、個人で実績を積んだ後、店舗でマネジメントを経験しています。美容師としての経験の中で、自分のやりたいサロンのイメージが明確になっていくようです。

 

独立に遅い早いはなく、自分の中で「どんなサロンを作りたいか」がわかったら、それは独立のサインです。

 

美容師としての経験を積み、「自分でやれる」と手ごたえを感じることができるのが30代なのではないでしょうか。

 

●文/コンシェルジュ室:安斎

 

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ビューティガレージ コンシェルジュ室

日本最大級のプロ向け美容商材のオンラインショップ&ショールームを運営する株式会社ビューティガレージで、サロンの開業・経営支援のコンサルタント業務を担当。

15年以上のサポート実績と、数多くの開業事例、データに基づいた分析で、年間600件以上の開業に携わっています。

事業計画書の作成からお店のオープンまで、サロンオーナーと二人三脚で開業準備を行う「開業プロデュース」が好評。成功サロンを多数輩出しています。

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