サロンに合わせたPOSシステムや予約システムの選び方
サロン開業時にシステム導入を検討をされている方も非常に多いと思います。今回はPOSシステムや予約システムについて少しだけお話をさせて頂きます。
実際にPOSシステムと予約システムというと同じものという感じを受けるかもしれませんが作り方の基盤が違います。
わかりやすく言えば、
POSシステム = カルテ管理など、顧客データの管理などサロンを効率良く運営をする為のもの
予約システム = お店に来店をされるお客様が好きな時に予約を入れられるもの
ということになります。
では、どのようなことに気を付けて選べば良いのでしょうか?違いを比較してみたいと思います。
POSシステムとは
先ほど簡単にご説明をさせて頂きましたが、顧客データを有効活用をする為に必要になります。
多店舗展開を考えているサロンでは必須になると思います。
どのような事が出来るのかというと、お客様のカルテ機能で施術の履歴を残したり、顧客を絞って情報を出したりが可能になります。
例えば、来店周期が3ヶ月~5ヶ月の女性で、パーマを施術を行った方などの情報を出しメルマガやDMなどを使い来店を促すことが可能になります。
POSメーカーによっては、上記にように絞ったお客様に対しLINEなどを使いクーポンの配布を行っております。
店販を購入をしたことのあるお客様に店販のセール情報を告知するなども有効になると思います。
もちろん、オンラインショップのセールなども同様になると思います。
絞ったお客様に送ることで、接点のあるお客様に情報を伝えることが出来たり、LINEのブロックの減少が出来たりなど顧客情報を最大化することが可能になります。
予約システムとは
予約システムは、サロンに来店を考えているお客様が空き時間を確認をして予約を取ることを可能にします。
Instagramで集客をするなど個人集客なども可能になります。
最近では、大手クーポンサイトと自社の予約システムを連携をすることも可能となっているので予約台帳などを使わずに自社の予約システムのみで管理が可能になります。
また、最近ではローカル検索(Googleマップ)からも予約の導線が持てるようにもなり予約管理が複雑化しております。
色々な予約経路のを増やす為には一元管理がオススメです。
料金について
メーカーにより異なりますが、月額の費用は1万円~になってくるものがほとんどになり、オプションによって変動いたします。
初期費用があるメーカーもあれば、初期費用がなくリース契約などで支払うケースもございます。
サロンの運用によってはオプションも考えられるので、サロンでの要望を伝えより良いメーカー選定が必要になります。
また、レシートプリンターやキャッシュドロワーなども初期費用が別途必要な場合がほとんどです。
POSシステムや予約システムの選び方のまとめ
サロンでどのようなSNSなどを使い集客をするのか。
また、どのような運用をするのかでも変わってきます。
ビューティガレージでも20社以上のシステム会社を、今までの導入事例やお客様に合わせてご紹介を行っております。
●文/コンシェルジュ室:齊藤
ビューティガレージ コンシェルジュ室
日本最大級のプロ向け美容商材のオンラインショップ&ショールームを運営する株式会社ビューティガレージで、サロンの開業・経営支援のコンサルタント業務を担当。
15年以上のサポート実績と、数多くの開業事例、データに基づいた分析で、年間600件以上の開業に携わっています。
事業計画書の作成からお店のオープンまで、サロンオーナーと二人三脚で開業準備を行う「開業プロデュース」が好評。成功サロンを多数輩出しています。