サロンができるサステナブルについて考えようの回

公開日:2022/07/28  更新日:2022/07/28
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最近よく耳にするサステナブル。

 

withコロナの時代になった2020年以降の現代では切っても切れない大切な概念となっております。

 

今回はサロンができるサステナブルについてサロンコンシェルジュの見解をお伝えいたします。

 

サロン業に従事している皆様も記事を読みながらこの社会問題についてお考えいただけると幸いです。

 

サステナブルとは?

そもそもサステナブルとはなんでしょうか。

 

類似の言葉も含めてざっくり説明していきます。

 

サステナブル

sustain(持続する)とable(〜できる)から作られた言葉で「ずっと続けていける」という意味があります。

 

エコロジーのような意味合いで使われることもありますが、

 

環境を壊さず、資源を使いすぎないことで「平和で豊かな生活をずっと続けていける」という流れに繋がるからですね。

 

SDGs(エス・ディー・ジーズ)

Sustainable (サステナブル)Development (開発)Goals(ゴール)

 

世界193の国で定めた2030年までにサステナブルを達成する17の目標です。

 

政府や行政ふくめて日本全体で取り組むものです。

 

S

 

ESG(イー・エス・ジー)

一方、ESGは企業におけるサステナブルにおいて環境(E: Environment)、社会(S: Social)、ガバナンス(G: Governance)が必要という意味です。

 

企業や投資家がESGに取り組むと結果的にSDGsに繋がっていくということですね。

 

▼ビューティガレージのESGへの意思表示はこちら▼

 

美容サロンのサステナブル

さて、ここからが本題の美容サロンが取り組めるサステナブルのお話です。

 

マイバッグ推奨

まずは、現在コンビニやスーパーなどでは完全に普及したマイバッグの推奨です。

 

美容サロンでも店販品を販売しますが意外とマイバッグ推奨が普及していない現状です。

 

というより、「もともとマイバッグで持ち帰る人が多かったからこの時代になってもあえて推奨する必要がない」という考えが多そうです。

 

せっかくすでに取り組んでるならば、表に打ち出したほうが「社会問題に取り組むサロン」という認識も広がるので、ぜひレジ前にマイバッグ推奨POPを置いてみてください。

 

ヘアドネーション

ヘアドネーションという言葉はご存じでしょうか?

 

ひとことで言うならば「髪の寄付」ですね。

 

ゴミとして捨てるはずだった髪の毛を脱毛症などの方のためのウィッグに再利用する活動です。

 

この数年で美容師の中での認知は急激に広がりました。

 

活動を行っているNPO法人も増えてきました。

 

サステナブルだけでなく福祉の活動にもなりますので賛同できる場合は始めてみると良いと思います。

 

オーガニック商品の導入

オーガニック商品を導入、推奨することは、体に良いというメリット以外にもサステナブル活動をしているというアピールにもなります。

 

またヴィーガンコスメなどは海外セレブやインフルエンサーなどでも紹介されることが多く、

 

若い世代では「オーガニック=エモい」というイメージを持っていて取り込みやすく、

 

また若い世代やライト層だけでなく、真のヴィーガンの方はこだわりを持って商品を選定するので品質の良いオーガニック商品やサービスを提供しやすいです。

 

美容室向けオーガニックブランド

 

エステサロン向けナチュラル/オーガニックスキンケアブランド

 

 

ビューティガレージのサステナブル

ここでビューティガレージが取り組むサステナブルについて紹介いたします。

 

カラー剤容器回収プロジェクト

ビューティガレージではサロンで廃棄しているカラー1剤のアルミ容器をリサイクルしています。

 

アルミを回収している業者は他にもありますが「美容室のカラーチューブは対象外」というところも多いので、ぜひサステナブルの一環としてビューティガレージのプロジェクトをご利用ください。

 

▼くわしくはこちら▼

 

Salon.EC

サロンのDX化もサステナブルのひとつです。

 

ビューティガレージではサロン向けネットショップ構築サービス「Salon.EC」をはじめました。

 

今回のコロナ禍で来店周期が長くなった際もサロンのネットショップからスタイリング剤やケア商品を購入できることでお客様との接点が継続できます。

 

またサロンワークとECの両輪で営業をすることで、サロンワークが不調の際もEC売上で支えられるというメリットもあります。

 

▼くわしくはこちら▼

まとめ

今回はサロンができるサステナブルについてお話しました。

 

すこしエコロジーに話題が寄ってしまいましたが、他にもサロンが「平和で豊かな生活をずっと続けていける」ためにできることはたくさんあると思います。

 

ひとりひとりが真剣に考えることで新しい美容業界の未来が見えるかもしれませんね。

 

 

●文/コンシェルジュ室:野呂

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ビューティガレージ コンシェルジュ室

日本最大級のプロ向け美容商材のオンラインショップ&ショールームを運営する株式会社ビューティガレージで、サロンの開業・経営支援のコンサルタント業務を担当。

15年以上のサポート実績と、数多くの開業事例、データに基づいた分析で、年間600件以上の開業に携わっています。

事業計画書の作成からお店のオープンまで、サロンオーナーと二人三脚で開業準備を行う「開業プロデュース」が好評。成功サロンを多数輩出しています。

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ESG SDGs コロナウイルス

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