【PR】開発スタッフに聞く!絶対に知って欲しいシャンプー台選びのコツとは?
美容室開業における器具の選び方についてはこれまでにサロンコンシェルジュとしての視点でいくつか取り上げてきました。
今回はそのなかでも「たくさんあるシャンプー台からどれを選べばいいの?」という方のためにシャンプー台の選び方について、ビューティガレージの開発スタッフにインタビューをしました。
ぜひ、これからサロン開業をするにあたってシャンプー台に悩んでる方はこの記事を参照ください。
参考記事:美容室開業時に失敗しない“器具選び”のポイント3つ
参考記事:サロンづくりを左右する! 開業における美容器具選定の役割と重要性
目次
■今回、話を聞いた開発スタッフ:理美容チーム鈴木・狭間
■インタビューアー:コンシェルジュチーム野呂
フルフラットシャンプー台はどんなサロンに合う?
野呂:最近の美容室開業ではフルフラットシャンプー台の導入が主流になってきましたね。
たしかに寝心地は他のシャンプー台より良いですが他にもメリットとはあるんですか?
狭間:寝心地に直結する部分ですが、もともとフルフラットシャンプー台は長時間施術における美容院脳卒中症候群等のトラブルを回避するために作られたのがルーツでした。
そのためフルフラットシャンプー台の導入によりヘッドスパなどの長時間施術が安全になりシャンプー台での単価UPが見込めるようになりました。
お客様に美容室で少しでも心地よい時間を提供し、シャンプー台でのメニューを充実させたいサロンには他のシャンプー台よりもフルフラットシャンプー台が一番適していると思います。
鈴木:また美容師側にも『座ってシャンプーすることができる』というメリットがありますね。
長時間施術でも、どんなお客様にでも首の負担や身体の負担が少なく、リラックスして頂けるシャンプー台を開発することが私たちの使命だと感じています。
野呂:なるほど。万人にとっての最適は難しいですよね。
ご夫婦で開業の時も旦那様は比較的ゆったりめなシャンプー台が気に入り、奥様は包み込むような安心感のあるシャンプー台が気に入ったりと好みが分かれることが多いと感じます。
狭間:シャンプー台を試されるお客様によって、様々なご感想を頂きますが、お子様でも、ご年配の方でも、男性でも女性でも、年齢や性別を問わず、誰でも最高の寝心地を感じて頂きたいといった思いを込めたシャンプー台を先月開発しました。
少しでも多くのお客様に喜んで頂けると嬉しいです。
ビューティガレージ史上最高の寝心地!MARSHU(マーシュ)の特徴
・ふっくらと柔らかい座り心地のシート
柔らかいウレタン生地の表面は、カシミアに似た手触りのカシミロンをふんだんに使用。
どんな体系の方にもフィットする様考慮しており包み込まれるような安心感のあるリラクゼーションタイムを過ごせます。
・フィット感のあるフットレストで疲れた脚をリラックス
正面からしっかりと座りやすく、背の低めな方でも前からしっかりと座ることができるような仕組み。
また、フラットになった際に厚みのあるフットレストが、ふくらはぎの裏にフィットしお疲れの脚を支えます。
バックシャンプー台はどんなサロンに合う?
野呂:フルフラットシャンプー台が主流になり、従来のバックシャンプー台には全く需要は無くなったのでしょうか?
狭間:バックシャンプー台を選ばれる方の多くは、シャンプースペースが狭く、限られたスペースの中でシャンプー台を設置するサロンが多いです。
また、腰痛をお持ちの方など仰向けで眠れないお客様にとっては実はフルフラットシャンプー台よりも椅子に座った状態でシャンプーができるバックシャンプー台がお勧めです。
更に、施術側の美容師にも腰の負担が少ないので、いまだに必要とされるシャンプー台だと感じています。
野呂:確かに私がサポートするお客様でもスペースの問題で従来のバックシャンプー台を選ぶことがあります。
美容室にとって限られたスペースで最大限の生産性を出すことは永遠のテーマですからね。
その中でもフルフラットシャンプー台に近い寝心地のシャンプー台はありますか?
狭間:フルフラットシャンプー台に近い寝心地であればMR-0530がおすすめです。
バックシャンプーユニット MR-0530の特徴
・ソファーがそのままシャンプー台になったような寝心地
・しっかりとしたシート部分にはウェービングテープが使用され腰かけた際の衝撃を優しく吸収し、お客様一人一人に合った姿勢でリラックスして頂けます
・お客様に合わせた調整が可能なお客様の姿勢や身長に合わせてシャンプーボウルの角度を調整が可能です
・更に背もたれ部分はお客様自身で楽な角度に可動できるお客様重視のシートです
サイドシャンプー台はどんなサロンに合う?
野呂:理容室やカットメインの美容室は今でもサイドシャンプー台を導入することが多いと思います。
開発者目線でサイドシャンプー台が他のシャンプー台より適していることはありますか?
狭間:サイドシャンプー台でシャンプーするメリットは施術スピードです。
シャワーの水圧が強く、他のシャンプー台よりも素早くお流しができます。
理容室やカットメインの美容室はその辺りからサイドシャンプー台を選ばれているのかと思われます。
同様に低価格でたくさんのお客様を迎え入れるコンセプトのサロン様もサイドシャンプー台を選ぶことが多いです。
鈴木:『しっかり流されてる感』が他のシャンプー台よりもあるので、お客様目線でもサイドシャンプー台を好む方がいます。
また、フルフラットシャンプー台やバックシャンプー台は床上げの工事が必要となりますので内装工事を最小限に抑えイニシャルコストを抑えたい場合もサイドシャンプーはおススメです。
同じ理由で段差があると年配の方や車椅子の方は昇りにくいのでバリアフリーの面でもサイドシャンプー台が適していると言えそうです。
野呂:サイドシャンプー台、侮れないですね。。。他にもメリットありますか?
鈴木:バックシャンプーができない美容師のためにあえてサイドシャンプー台も導入するサロンもあります。
最近ではフルフラットシャンプー台を2台入れてるサロン様が開業後に1台をサイドシャンプー台に付け替えるお話も聞いたりします。
野呂:なるほど。売り手市場の求人の中でサイドシャンプー台があるサロンで選んでいる求職者もいるかもしれないですからね。
そういった機会損失を防ぐ意味でもサイドシャンプー台が廃れることは今後もなさそうですね。
色んなネープクッションの形状があるけど何が違う?
野呂:シャンプー台には色々なネープクッションの形状がありますが、それぞれ何に適しているとかありますか?
狭間:昔からよく使われていたのはスポンジタイプのネープクッションです。
スポンジタイプは弾力があり価格も安くできるというメリットがあります。
購入時はクッション性も良いのですが、長く使用すると劣化したリ、スポンジがへたれるというデメリットがありました。
その為、今ではジェル素材が選ばれております。
少々価格は上がりますが、お客様の首や頭によりフィットしやすく多くのお店で好まれています。
また、フルフラットシャンプーの際はネープクッションの他にヘッドクッションも付けることが多いですが、縮毛矯正などのストレート技術が多い場合はネープの毛が折れないようにネープクッションだけにされたほうが良いかと思います。
もちろんその場合は先にネープを流し、頭に血が昇らないよう配慮することが必要です。
鈴木:逆に最近はサイドシャンプー台でも後頭部を支えるような奥行きのあるネープクッションや、別付けできるヘッドクッションも出てきました。
野呂:ネープクッションも多様化しそれぞれのサロンのターゲットやコンセプトによってカスタムできるようになってきましたね。
シャンプー台は今後どのように発展していくと予想されますか?
鈴木:プロ用シャンプー台におけるサーモスタット(温度調整ダイヤル)は日本固有の素晴らしい技術の結晶です。
今後日本の美容室が海外に進出しジャパニーズブランドを推奨する際は、美容師の優れた技術力だけでなく、シャンプー台の品質面でも重宝されると思います。
まずは日本が誇るシャンプー台が世界に広まっていくことで、さらなる発展が望めるものと考えています。
まとめ
シャンプー台選びは客単価や時間当たりの生産性、さらには求人にも大きく影響するということが分かりました。
スタッフの使いやすさや顧客満足を基準に選ぶことも大事ですが、事業コンセプトやメニュー・事業収支ともフィットするように選んでいきましょう。
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ビューティガレージ コンシェルジュ室
日本最大級のプロ向け美容商材のオンラインショップ&ショールームを運営する株式会社ビューティガレージで、サロンの開業・経営支援のコンサルタント業務を担当。
15年以上のサポート実績と、数多くの開業事例、データに基づいた分析で、年間600件以上の開業に携わっています。
事業計画書の作成からお店のオープンまで、サロンオーナーと二人三脚で開業準備を行う「開業プロデュース」が好評。成功サロンを多数輩出しています。