なんだかややこしい融資の時の推薦書の件について

開業者の融資でおなじみの「日本政策金融公庫(以下 公庫)」
新創業の融資は知り合いから聞いたりホームページでも見たけど、いざ公庫へ相談に入ったら、「美容組合には入りましたか?」「推薦書はもらいましたか?」と言われてしまい、(そんなん書いてあったっけ・・?)と思った開業者も多いはず。
今回はそんな【融資の時の推薦書】について解説します。
新創業融資制度とは・・・
まず条件面は公庫ホームページでご確認下さい。
今回の記事で覚えてほしいことは新創業融資制度は無担保・無保証人で融資を受けるための特別措置だということです。
新創業以外の美容業の方は【生活衛生新企業育成資金(以下 生衛融資)】で申し込むのが一般的です。
そう、この生衛融資で設備の融資を申し込むときに「推薦書」が必要なことがあるのです!
生衛融資とは・・・
それでは生衛融資とはどんな融資でしょうか。
↓まずは公庫ホームページ↓
この生衛融資を申し込むときに生活衛生同業組合に入らない人は生活衛生営業指導センターで「推薦書」の取得が必要(500万円以下の融資には不要)になるのです。
生活衛生同業組合=美容組合 です。
美容組合入る→組合から復興事業に係る資金証明書もらう
美容組合入らない→推薦書もらう(設備費500万円以下の融資には不要)
です。
美容組合入る→組合から復興事業に係る資金証明書もらう
美容組合入らない→推薦書もらう(設備費500万円以下の融資には不要)
です。
大切なことなので2回言いました。
で、推薦書ってもらえるの?
結論から申し上げると必要書類がしっかり揃ってれば発行可能です。
(推薦ってことは時間かかりそう・・・)と思いきや、その場ですぐに発行の都道府県も多いです。
手数料は不要です。
必要書類
■推薦書交付願
■借入申込書(公庫指定)
■設備内容が明らかになる書類(不動産契約書、見積書、平面図)
■創業計画書(公庫指定)
■免許証
■法人は登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
★ 公庫の書式ダウンロードページ ※今回リンクが多くてスミマセン ★
まとめ
推薦書は美容業の方が公庫で生衛融資を501万円以上受けるときに必要!
推薦書は必要書類を揃えて窓口へ行けば手数料無料ですぐに手に入る!
融資の相談はビューティガレージ コンシェルジュへ!
●文:コンシェルジュ室:野呂
ビューティガレージ コンシェルジュ室
日本最大級のプロ向け美容商材のオンラインショップ&ショールームを運営する株式会社ビューティガレージで、サロンの開業・経営支援のコンサルタント業務を担当。
15年以上のサポート実績と、数多くの開業事例、データに基づいた分析で、年間600件以上の開業に携わっています。
事業計画書の作成からお店のオープンまで、サロンオーナーと二人三脚で開業準備を行う「開業プロデュース」が好評。成功サロンを多数輩出しています。