安心してサロン経営を!知っておくべき防犯セキュリティの最適解

公開日:2025/09/20  更新日:2025/09/19
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

近年、美容サロン業界でも空き巣や窃盗といった犯罪被害が増加傾向にあります。

 

おしゃれな内装やガラス張りのデザインが増える一方で、セキュリティ対策は後回しにされがちです。

 

サロンの防犯は、お客様の大切な財産を守るだけでなく、スタッフの安全、そしてサロン自身の信用を守るために不可欠な経営課題です。

 

今回は、開業準備から知っておくべきサロンのセキュリティ対策について解説します。

 

サロンの「見えない死角」を徹底チェック

 

防犯というと、まず「シャッターを閉める」ことを想像しがちですが、犯罪者は常に死角を狙っています。

 

特に注意すべきは以下の2点です。

 

店舗の裏口・通用口のセキュリティ

 

表通りに面した入口には頑丈なシャッターがあっても、裏口や通用口の施錠が甘いサロンは少なくありません。

 

犯行グループは、人目につかない裏口から侵入を試みることが多いため、表のドアと同様に強固な鍵や補助錠を設置し、死角に防犯カメラを設置するなどの対策が必須です。

 

窓からの侵入

 

窓ガラスを割って侵入する手口も多いため、窓の防犯対策も重要です。

 

窓全体を防犯ガラスにするのが理想ですが、予算が限られる場合は、窓に設置する警報機だけでも大きな効果があります。

 

窓が開けられたり、ガラスが割られたりすると大きな音で警報が鳴り、犯行を未然に防ぎます。

 

また、閉店後は室内の照明をつけたままにすることも有効です。

 

店内が明るいと、外から中の様子が見えやすくなり、防犯効果が高まります。

 

専門サービスと汎用アイテムの賢い使い分け

 

一口に防犯対策と言っても、その方法は多岐にわたります。予算や規模に応じて、最適な方法を選びましょう。

 

大手セキュリティ会社(セコム・アルソックなど)

 

これらのサービスは、警備員が駆けつける体制や、高度な監視システムが強みです。

 

しかし、月額費用が高額になりがちで、主に大型サロンやチェーン店向けのソリューションと言えるでしょう。

 

個人経営の小規模サロンでは、コストパフォーマンスの面で導入が難しいケースもあります。

 

防犯カメラ

 

防犯カメラは、犯罪の抑止と証拠保全に最も効果的なツールです。

 

最近では「ペット見守り用」といった安価なカメラも増えていますが、あくまで家庭用です。

 

業務用の防犯カメラは、高い耐久性、鮮明な画質、そして長期録画に対応しており、プロの監視に適しています。

 

USENの防犯カメラサービス

 

USENは、BGMや光回線といったサロンのインフラを提供しており、これらのサービスとセットで防犯カメラを導入できるプランを用意している場合があります。

 

インフラをまとめることでコストを抑え、サポート窓口も一本化できるため、開業したてのサロンにおすすめです。

 

USENはビューティガレージからもご紹介が可能です。

 

防犯、BGM、でんき、保険等のインフラのご相談は >経営相談LINE< までお気軽にどうぞ。

 

最も身近なリスク「内部犯行」への備え

 

最も考えたくないことですが、サロンにおける盗難の約半数は、現役スタッフまたは元スタッフによる内部犯行だと言われています。

 

スタッフとの信頼関係を築くことはもちろん重要ですが、経営者としてリスク管理を徹底することも責務です。

 

ルールとマニュアルの整備

 

金銭管理や鍵の受け渡し、閉店作業の手順などを明確なルールとして定め、スタッフ全員で共有しましょう。

 

具体的には、「レジの締め作業は複数人のダブルチェックで行う」「責任者以外が最後に退店する場合は施錠写真を送る」といったルールをマニュアル化しておくことで、不正を防ぎやすくなります。

 

「見守りカメラ」としての活用

 

防犯カメラは、外部からの侵入を防ぐだけでなく、内部での不正を防ぐ役割も果たします。

 

お客様のプライバシーに配慮しつつ、レジ周りやバックヤードなど死角になりやすい場所に設置することで、不正の抑止力となります。

 

参照記事:警察庁「住まいる防犯110番」

 

万が一の事態に備える「保険」という最後の砦

 

どんなに万全なセキュリティ対策を講じても、100%の安全はありません。

 

盗難や火災などの不測の事態に備えて、適切な保険に加入しておくことが最も重要です。

 

保険は、被害を直接的に防ぐものではありませんが、被害が発生した際に失われた財産を補償し、サロンの経営を再建するための経済的な支えとなります。

 

特に、施術機器や高価な商材、売上金などを守るための補償内容を吟味して選びましょう。

 

当社の「サロン保険」は、美容サロンの経営リスクを熟知しており、盗難被害はもちろん、業務中の事故や賠償責任まで幅広くカバーするプランを提供しています。

 

 

まとめ:防犯は継続的な経営努力

 

サロンのセキュリティ対策は、一度行ったら終わりではありません。

 

日々進化する犯罪手口に対応するため、定期的な見直しと継続的な意識向上が不可欠です。

 

サロンのセキュリティ対策は、一度行ったら終わりではありません。

 

日々進化する犯罪手口に対応するため、定期的な見直しと継続的な意識向上が不可欠です。

 

夢のサロン開業を控えている方も、すでに経営を始めている方も、防犯カメラやセキュリティサービスを賢く活用し、万が一に備える保険で大切なサロンを守る準備を今から始めましょう。

 

無料相談のご案内

 

ビューティガレージの開業プロデュースは、防犯や保険などについても具体的なアドバイスが提供可能です。

 

安心して開業できるよう一緒に盤石な体制を整えましょう。

 

まずは、お気軽に無料相談をご利用ください。

 

開業無料相談CTA

 

●文/コンシェルジュチーム:野呂

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

ビューティガレージ コンシェルジュ室

日本最大級のプロ向け美容商材のオンラインショップ&ショールームを運営する株式会社ビューティガレージで、サロンの開業・経営支援のコンサルタント業務を担当。

15年以上のサポート実績と、数多くの開業事例、データに基づいた分析で、年間600件以上の開業に携わっています。

事業計画書の作成からお店のオープンまで、サロンオーナーと二人三脚で開業準備を行う「開業プロデュース」が好評。成功サロンを多数輩出しています。

この記事のタグ

保険 開業準備 開業相談 防犯

関連記事

開業事例