【最新】美容サロン フリーランス白書

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現代の美容サロンにおいて、フリーランスや業務委託という働き方は定着というフェーズを超え、もはや定番になりつつあります。

 

当社に開業相談をする方もすでに店舗を持たない個人事業主であり、会計や税務の知識を有している方が増えてきました。

 

今回はそんな美容サロン フリーランスの過去と今、将来のキャリアについて解説いたします。

 

美容サロンのフリーランスとは?

 

そもそも美容サロンにおけるフリーランスとはどのような働き方なのでしょうか。

 

今まで自分は正社員だったけど独立したら業務委託でスタッフと契約したいという開業者は気になりますよね。

 

美容サロンにおけるフリーランスは、元々は知り合いの美容師に場所を提供する【面貸し(ミラーレンタル)】が起源です。

 

その後、2003年にリクエストQJが特集ページを組んだあたりから外部にセット面(エステサロンならベッド)を貸し出すかたちが普及していきました。

 

余談ですが当時の筆者はチェーン店の美容室で勤めており、専門学校時代の友人が「面貸し(借り)美容師になる」と大手サロンを辞めてビックリしたのを覚えております。

 

フリーランス美容師の人数は?

 

フリーランスという働き方は美容サロン以外でも確実に広がっており、ある企業の調査によると日本には現在1,577万人のフリーランスがいると言われております。

 

市場規模は23.8兆円でコロナ禍を契機に現在も拡大しており日本経済にとっても欠かせない働き方となっております。

 

それに対し美容師のフリーランスは全国で8万人(船井総研2020年データ)と言われてます。

 

美容師全体の人数が54万人ほどなので約15%の美容師がフリーランスということになります。

 

美容室は個人店のオーナーが大多数の業界(大手企業40社が占める売上規模は10%程度)なのでいかにフリーランスが増えてきたかが分かります。

 

フリーランスの活動場所

 

それでは現代のフリーランスの活動場所について整理していきます。

 

業務委託型サロン

 

まず、もっとも多いのがこちらです。

 

直近ではこちらの形態での最大手であるagu.(株式会社AB&Company)が上場したことも大きな話題となりました。

 

報酬は売上の40~50%くらいで設定されることが多くフリーと指名で割合が変わることが一般的です。

 

メリットとしては本部の集客に期待ができ、フリー入客が多く望める事です。

 

またチームとして活動するのでヘルプも期待できます。

 

デメリットはチームとして活動する分、従業員のように扱われてしまう恐れがあることです。

 

本当は断りたい事柄(教育や店舗事務など)もサロンの雰囲気により断りにくいという話も聞いたりします。

 

シェアサロン型

 

次に近年大きな注目をされているのがシェアサロンです。

 

月極の契約が多いですが中には時間制、チケット制という形式も現れてきました。

 

当社への開業相談でも「シェアサロンを運営側として開業したい!」という声も少しずつ増えてきております。

 

ちなみにシェアサロンを開業したい場合はサロンのマネジメント以外に不動産の知識(宅建資格など)や事業経験があると融資面談で有利にみられるようです。

 

シェアサロンはより独立開業に近く、賃料代わりの使用料を支払って自由にサロンを使用することができます。

 

メリットは労働時間などの自由性の他、使用料が定額の場合も多いので指名客が多い場合は業務委託型よりも稼げることも多いです。

 

デメリットとしては本部の集客力(販促活動など)は業務委託型に劣り、自身で集客活動をしなければならないことが多いです。

 

【フリーランスの報酬(インボイス)についてはこちら】

 

フリーランスのキャリアパス

 

フリーランスのキャリアパスは大きく分けて下記の3つがあります。

 

フリーランスを続ける

 

まずはフリーランスを続けるという選択肢です。

 

インボイス制度も今年始まるので少々大変な部分もありますが、運営側の企業が拡大・躍進している今、各社とも条件面をさらに良くしてでも優良な技術者と契約したい現状です。

 

報酬面、自分のライフスタイルから最適なサロンを見つけフリーランスを続けるのも前向きな選択肢といえます。

 

独立開業する

 

独立開業する最初のステップとしてフリーランス活動をする方も珍しくありません。

 

同じ店のスタッフと一緒に開業するときもフリーランス契約ならオーナーとのトラブルが少なく開業できる見込みが高いです。

(周囲で開業してはいけない契約になっている場合もあるので気を付けましょう)

 

独立開業をする際は必ず【今のフリーランス活動よりもオーナー収入が増えるのか】ということを必ずシミュレーションしてから舵を切るようにしてください。

 

開業無料相談でもシミュレーションは可能です。

 

【フリーランスの融資ポイントはこちら】

 

社員になる(or 企業のFCオーナーになる)

 

最後に業務委託として働くうちに「勤める企業のさらなる発展に尽力したい」と思ったときは、その企業の社員になる、もしくはFCオーナーになるという道もあるでしょう。

 

個人事業では到達するのが困難な資本力や組織体制を活用しサロンワーク以外の分野も成長したいという方にはおすすめです。

 

きっと業務委託を経験していた分、アシスタントして雇用されていた時代と異なる世界が見えるはずです。

 

【フリーランスと開業の手取り比較はこちら】

 

まとめ

 

今回は美容サロンのフリーランスについてまとめてみました。

 

住所を持たないアドレスホッパーのフリーランスなども存在し、今後も多様な働き方で美容業界は発展していくことが予測されます。

 

SALONスターターでは独立する方だけでなく、フリーランスや業務委託の方も全力で応援しております!

 

お気軽にご相談ください。

 

 

●文/コンシェルジュ室:野呂

 

【業務委託契約書の作り方はこちら】

 

 

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ビューティガレージ コンシェルジュ室

日本最大級のプロ向け美容商材のオンラインショップ&ショールームを運営する株式会社ビューティガレージで、サロンの開業・経営支援のコンサルタント業務を担当。

15年以上のサポート実績と、数多くの開業事例、データに基づいた分析で、年間600件以上の開業に携わっています。

事業計画書の作成からお店のオープンまで、サロンオーナーと二人三脚で開業準備を行う「開業プロデュース」が好評。成功サロンを多数輩出しています。

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