小さな目標設定がオープンへの近道!アウトプットを意識した開業準備!
開業の最終ゴールはお店を作ってオープンさせることです。
事業計画書の作成からサロンオープンまでは1年くらいかかることが多いです。
スタート時にはオープンのイメージが見えません。
だから、小さな目標を設定して一つずつクリアしていくことが大切です。
目標には必ず成果物=アウトプットを設定しましょう。成果物を意識すると、開業準備がスムーズに進みます。
モチベーションを維持できる
私達は、開業の最初のステップとして事業計画書の作成を勧めています。
事業計画書というアウトプットを意識することで、自分の考えを形にします。
ただ単に頭の中で考えるよりも、それを文字に起こす、PCに打ち込んで形として残すことで、自分のモチベーションが上がってきます。
開業者のほとんどは事業計画を立てたことがありません。
したがって、計画書としてアウトプットを出すことで、自分がオーナーになるという感覚を得られます。
開業サポートを受けた人から聞いた話ですが、自分で作った事業計画書を見ると「いよいよ独立するんだ」という気持ちになるそうです。
あるいは現地調査を行った後、内装レイアウトができあがると、ようやくサロンのイメージが見えてきます。
そうするとますます早く資金調達を行いたいと思うようになります。
開業準備のモチベーションを保つには、各ステップで何らかの形でアウトプットをだせることが必須です。
どんな情報が必要かがわかる
成果物=アウトプットを意識すると、そのために必要な情報や、やるべきことがはっきりします。
例えば、事業計画書を作成すると「設備資金」と「運転資金」を記載することになります。
そうすると、融資の際に設備資金は必ず見積もりが必要だということがわかります。
あるいは事業計画書に入れるべき「サロンのウリ・強み」を考えるためには、競合になりうるサロンを調べたり、自分のお客さまに話を聞いたりしようと思います。
また、内装の見積もりやレイアウトを出すとき、どの内装業者に頼むべきか、電気ガス水道についてはどこで調べるかなども見えてきます。
アウトプットを意識することで、自分がやらなければならないことがはっきりするのです。
ゴールに近づいていることがわかる
アウトプットを出せる=小さな目標をクリアすることですから、どんどんゴールに近づくことになります。
「見積もり」というアウトプットが集まれば、次は資金調達に進めるということになります。
オープンから逆算して「いつまでに何をやるか」をスケジューリングすると道筋が見えてきます。
その時に、事業計画書、内装レイアウト、器具見積もり、物件申込書、借入申込書といった具合に成果物に重点を置くと、クリアすべきものが明確になるため、自分がどこまで進んでいるかがわかります。
目標をクリアしていくことで、最初はイメージできなかったサロンのオープンが見えてきます。
まずは小さな目標を設定すること
開業準備をする際には必ず、そのステップでの成果物=アウトプットを意識しましょう。
小さな目標をクリアしていけば、自然とオープンにたどり着きます。
特に重要なのは第一歩目。つまり事業計画書の作成です。
事業計画書を作っていく過程で、自分がサロンオーナーになるという意識が芽生えます。
また、事業計画書を完成させるには、何を集めたらいいのか、どんな情報があったらいいのかがわかるようになります。
見積もりや内装レイアウトがアウトプットとして出来上がれば、少しずつオープンに向けて進んでいるという感覚も出てきます。
開業準備は長丁場です。着実に前にすすめるために、いくつもの小さな目標を設定してとりかかりましょう。その目標には必ずアウトプットがセットになっているべきです。
開業無料相談ではこうしたスケジュールを一緒に立てます。
いつまでにどんな成果物を出さなければいけないのかを細かくお伝えしています。
一人で開業準備を進められない場合には、ぜひ開業無料相談にご参加ください。
●文/コンシェルジュ室:安斎
ビューティガレージ コンシェルジュ室
日本最大級のプロ向け美容商材のオンラインショップ&ショールームを運営する株式会社ビューティガレージで、サロンの開業・経営支援のコンサルタント業務を担当。
15年以上のサポート実績と、数多くの開業事例、データに基づいた分析で、年間600件以上の開業に携わっています。
事業計画書の作成からお店のオープンまで、サロンオーナーと二人三脚で開業準備を行う「開業プロデュース」が好評。成功サロンを多数輩出しています。