「何から始めたらいいのか全くわからなかった」という不安を抱えながらも、自己資金とご家族の支援で美容室「haru（ハル）」を開業された速水様。

通常、多くのサロンオーナー様は融資サポートを目的に弊社の開業サポートを申し込まれますが、速水様は融資なしでの開業でした。

そんな速水様の開業ヒストリーを振り返ります。

事業計画書作成

長年の夢だった自分のお店を持つことを、奥様と共に目指してきた速水様。

店長としてサロンに勤務する中で指名売上が100万円を超えたことをきっかけに、ついに独立を決意しました。

「haru」という店名は、「春はイメチェンしたくなる季節」という想いから名付けられました。

お客様にワクワクした気持ちでご来店いただきたいという速水様の温かい人柄が伝わってきます。

また、開業に向けて資金準備と経営知識の習得についても注力しました。

目標額まで資金を貯めながら、経営セミナーや勉強会にも積極的に参加し、コーチングやチームビルディング、システム思考といったスキルを習得しました。

物件探し

事業計画で描いたサロン像を具現化するため、物件探しを加速させました。

物件はこれまでのお客様が通いやすい立地であることを最優先に考えました。

なかなか理想の物件が見つからない中、すでに原状回復はされているものの前テナントが美容室の物件が見つかりました。

駅徒歩2分の好アクセスに加え、メインターゲットである40〜50代の働く主婦層が多く集まるエリアであることも決め手となりました。

「地元のコミュニティとのつながりも魅力的でした」と速水様。

新規顧客の獲得だけでなく、地域に根差したサロンとして、お客様との長期的な関係構築を大切にしたいという想いが、この物件選びからもうかがえます。

退去理由も立地や風評の悪さなど後ろ向きなものでなく、線路沿いですが道を挟むので物音も気にならなず、懸念材料がほぼなかったので進行することにしました。

営業準備

物件が決まってからは、内装や集客の準備がスムーズに進みました。

融資を必要としなかったため、物件契約からオープンまでの流れが迅速に進んだことも大きなメリットです。

開業前にしっかりと事業計画を立てたことで、オープン後も大きな不安なく営業を開始できた速水様。

開業半年で売上も安定し、お客様一人ひとりに寄り添う温かいサロンとして、順調なスタートを切られています。

速水さんのお話からは、ご家族やお客様、取引先といった、サロンに関わるすべての人々に対する誠実で温かいお心遣いが伝わってきます。

きっとこの先、どんな困難に直面されても、速水様のその誠実な姿勢が、周囲の心強いサポートを引き寄せ、乗り越える力となることでしょう。

最後に、haruが、これからもお客様に喜びと安らぎをもたらす場所であり続けることを心よりお祈り申し上げます。

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