やる気はあるんだけど…開業準備を始められない原因と対策

公開日:2022/12/08  更新日:2022/12/08
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開業準備

2022年も残り1ヶ月を切りました。

 

先日、今年はじめに開業相談を受けたお客さまからサポートのご依頼をいただきました。

 

あらためて開業計画を敷いて、来年夏頃をめどに準備を進めていくことにしました。

 

開業相談を受けてからも、開業準備になかなか踏み切れなかったそうです。

 

開業する気はあるんだけどなかなか準備が進まない人は、かなりいるのではないでしょうか。

 

以前「開業したいけど進まない。開業準備を邪魔する3つの罠」という記事で指摘しましたが、今回は心理的な視点から考えてみました。

 

やり方がわからない

初めて開業するわけですから開業の方法がわからないのは当然です。

 

さらに、開業準備には美容師としての技量ではなく、経営に必要な能力が試されます。

 

事業計画書の作成、計数管理、債務管理、事業者との交渉など、初めてのことだらけです。

 

昨今は誰でもネットで検索して調べることができますが、色んな情報があって迷ってしまうようです。

 

例えば、物件決めて、お金を集めて、内装工事してお店が完成するという大きな流れはわかるけれども、「どうやって物件を探すのか」「どうやってデザインを決めるのか」「事業計画書はどうやって書くといいのか」といった細かい部分まで教えてくれるサイトはあまりないかもしれません。

 

また、何がわからないかがわからないので、適切に調べられないということもあります。

 

私たちの開業無料相談には、そういうお悩みで来られる方も多いです。

 

ここでの対策としては、できるだけ信用できる人や情報に頼ることです。

 

例えば、

 

  • 周りで開業した先輩スタイリストから話を聞く。
  • 私たちビューティガレージのような、美容室にかかわるビジネスをしている人に話を聞く。

 

調べても調べてもキリがないので、いったん信頼できる人からの情報をベースに準備を始めていきましょう。

 

失敗が怖い

独立して自分のサロンを作るわけですから、事業の責任を自分がすべて負うことになります。

 

初めて大きな借金をしてサロンを作る人も多いので「失敗したらどうしよう」と不安になるのも当然です。

 

あるいは、せっかく独立のチャンスがあるのに「融資が通らずに開業ができないかも」という不安もあります。

 

「オープンしたけど自分の指名客が来てくれないかもしれない」「またコロナのような感染症が起こって、しばらく営業ができなくなるかもしれない」など不安は尽きません。

 

まず前提として、開業するということは一定のリスクを覚悟しなければなりません。失敗するリスクがゼロになることはありません。

 

したがって、ここでの対策は、漠然として不安を具体的にすることです。つまり、リスクをちゃんと把握して管理することです。

 

そのために損益分岐点の分析をしてみましょう。

 

「自分が生活できるだけの利益を確保するには、どのくらいの家賃の物件で始めればいいのか」

 

「自分の自己資金をいくら事業に投資できるのか、そのためには開業資金をいくらにしたほうがいいのか」

 

自分の生活費、サロンの経費、開業に使うお金、自己資金などを細かく計算すると、リスク把握の精度が高まりますし、リスク管理に役立ちます。

 

できるだけ失敗しないように計画を立てていくことを心がけましょう。

 

面倒くさい

前に述べた「やり方がわからない」と「失敗がこわい」は案外クリアできますが、この「面倒くさい」が一番大変だと思います。

 

私もふくめ、人は新しいことに取り組むときにはやはり躊躇します。「これをやろう」と思ってもなかなか動き出せない。

 

私にも同様の体験が山ほどあります。

 

資格の勉強を始めようと思ってAmazonでテキストを買いました。でも、いざ勉強をやろうと思ってもできないのです。1日30分でも無理です。かといって時間がないわけではない。

 

運動をしようと思って、ジョギングを計画しましたが3日も持ちませんでした。忙しいからではありません。

 

どちらも「面倒くさい」に負けたのです。

 

本当は事業計画書の作成も、そこまで時間はかかりません。空いている時間や、休日の数時間を事業計画書に充てれば、ある程度できあがります。

 

物件や器具の見積もりも、事業者にお願いするだけで集めることができます。

 

それでもなかなかできません。

 

開業無料相談でも「事業計画書を作ったら持ってきます」と言ってくれる方がいますが、後日ご連絡してみると「なかなか時間がなくて、、、、」という返答が返ってきます。

 

これは本人の意思の問題ではありません。人は元来面倒なことは後回しにする生き物だと思っています。

 

したがって、開業準備にも「面倒くさい」を克服しなければなりません。

 

ではどういう対策が必要でしょうか。

 

おすすめは「誰かと一緒にやる」です。

 

これは共同経営するということではありません。例えば、一緒に事業計画書を考えてくれる人、物件探しを手伝ってくれる人を探すということです。

 

その場で一緒に取り組むことができれば、少しでも前に進めることができます。

 

  • 資格の勉強も、独学でできないのであえて塾に通う。
  • 運動も、自分ひとりだと怠けるからお金を払ってでもジムに通う。

 

誰かと一緒にやることで、ある程度は克服できると思います。開業準備も、一人でやろうとしないでパートナーを見つけてみましょう。

 

まとめ:動けない人の3つの要因

開業準備がうまく進まない要因として3つ紹介しました。

 

  • やり方がわからない
  • 失敗がこわい
  • 面倒くさい

 

これについての対策を考えてみました。

 

  • やり方がわからない人は、信頼できる情報や人から学ぶ。
  • 失敗がこわい人は、リスクを計算して管理できるようにする。
  • 面倒くさい人は、誰かと一緒にやる。

 

ビューティガレージの開業無料相談でもこの3つを克服してもらえるように努力しております。

 

① 開業事例や実績をもとに、開業の方法や手順をお伝えします。

② 収支シミュレーションを行い、開業者のリスクと防止策をお伝えします。

③ 定期的なお打ち合わせを設定して、一緒に開業準備を進めます。

 

「来年こそは絶対に開業したい」と思っている人は、ぜひお問い合わせください。

 

●文/コンシェルジュ室:安斎

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ビューティガレージ コンシェルジュ室

日本最大級のプロ向け美容商材のオンラインショップ&ショールームを運営する株式会社ビューティガレージで、サロンの開業・経営支援のコンサルタント業務を担当。

15年以上のサポート実績と、数多くの開業事例、データに基づいた分析で、年間600件以上の開業に携わっています。

事業計画書の作成からお店のオープンまで、サロンオーナーと二人三脚で開業準備を行う「開業プロデュース」が好評。成功サロンを多数輩出しています。

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