その物件、ボイラーが解決するかも?開業者の5割が知らないボイラーの秘密

公開日:2022/06/22  更新日:2022/06/22
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はじめに申し上げます。

 

今回はビューティガレージとリンナイのコラボである「クイックボイラー」のご紹介記事です。

と言っても単なる宣伝というわけではなく、

 

筆者の経験上、「集客できそうな立地だけど電気・ガス・水道が整っていないからこの物件はあきらめる!!」という残念なことがよくあるので、

 

こんな状況ならあきらめずにボイラーが解決できるかも!という説明と、

 

ボイラー = よく分からないけど価格が高いってことは知ってる(!?) というイメージをお持ちの方にボイラーの重要な役割や価格相場などを説明していきます。

 

ボイラーを入れるべき物件

ボイラーの役割は主に2つ、①お湯を貯めること ➁お湯に加圧をかける(水圧を強くする)こと です。

 

では、どんな物件にその役割が必要なのでしょうか。

 

シャンプー台を3台以上設置する物件

まずはシャンプー台を3台以上設置することを検討している美容室です。

 

シャンプー台3台となると大体の目安で広さ20~25坪、セット面4~6面、スタッフ4~6人の規模ですね。

 

シャンプー台3台以上を同時で使うと湯量や水圧、温度が安定しにくくなるのでボイラーを入れる事をおすすめします。

 

クイックボイラー」を入れるとすぐにお湯が出て湯量や水圧が安定します。

 

給水管が細い物件

シャンプー台1~2台の物件でも給水管が細いと湯量や水圧が足りなくなる恐れがありボイラーでの加圧が必要なことが多いです。

 

給水管の太さは20mm以上(シャンプー台3台なら25mm以上)が必要で、住居用でよくある13mmだと細いです。

 

確認する場所は敷地内水道メーターBOXのメーターのフタのところに書いてあります。

クイックボイラー」を入れると細い給水管でも水圧を高めることができるのでスムーズなシャンプーが可能です。

 

※細い給水管の場合、給水量(30リットル/分)があることを事前にご確認ください

 

ボイラーを入れるかを検討したほうが良い物件

シャンプー台が1~2台、給水管が20mm以上の太さがあっても以下の物件はボイラーを入れたほうが良いかもしれません。

 

都市ガスではなくプロパン・LPガス

プロパンガスの場合はボンベの置き場の確保が必要となり、必要数のボンベが置けないとガス容量が足りなくなる恐れがあります。


尚、ボンベはエアコンの室外機やコンセントなど着火する恐れがあるものから2m離さないといけない決まりです。

 

クイックボイラー」は他のボイラーよりスマートで貯湯タンク部分は屋内設置もできるので給湯器部分を置くスペースがあればプロパンでも対応できます!

 

前のテナントが住居や事務所などだった

以前の契約が住居や事務所だった場合は容量が足りていないことが多いです。

 

不動産屋に聞き、以前の契約が住居や事務所だった場合はぜひ「クイックボイラー」をご検討ください。

 

上下階に水をたくさん使うお店が入っている

同じビルの上下階に理美容室や飲食店、コインランドリー、シャワールームのあるトレーニングジムなどが入居しているとそちらにお湯が取られ、自分の店への供給が足りなくなる恐れがあります。

 

色々なお店が入っている雑居ビルでは「クイックボイラー」を入れたほうが安心です。

 

テナントが高層階

屋上に貯水槽があって、そこから各階に水を供給する場合、重力で水圧が強くなる仕組みの可能性が高く、テナントが高層階だと重力が強くなる前に水が来てしまうので水圧が弱いことが多いです。

 

テナントが高層階のときは

ぜひ「クイックボイラー」をご検討ください。

 

サロンで使うボイラーの相場

ここまで読み「クイックボイラー」のリンクをクリックした方、

 

「果たしてこのコストに合うだけの価値があるのか?」「他社と比較して安いのか?」とお考えですよね。

 

結論から言うと「クイックボイラーは他社の同スペックボイラーよりも10~20万円ほど安いです。

 

もっと安いもので探すと受水タンク付きの加圧ポンプが10~30万円くらい(給湯器別売り)で売っていたりもしますが、

 

「貯めれるお湯の量が少ない」「加圧ポンプの効果を感じず水圧が弱い」というトラブルもよく聞きます。

 

美容室には美容室に合ったボイラーが一番安心ですし、美容室用のボイラーで一番コスパが良いのは「クイックボイラーです。

 

開業後のトラブルで営業不能になったり修理費や追加工事などのリスクを考えると必要な初期投資と考えて良いでしょう。

 

まとめ

今回は多くの物件調査の経験から見たボイラーの必要性と、その中で客観的に見ても「クイックボイラーがおすすめ!という記事でした。

 

物件調査については【開業無料相談】でご相談いただいてもよいですし、

 

クイックボイラーについてはリンク先ページからチャットでカスタマーサポートに問い合わせることができます。

 

ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

 

●文/コンシェルジュ室:野呂

 

 

【参考記事】デザインから入るべからず!失敗しない!美容室づくりの優先順位

【参考記事】設備は十分なのに使えない?現地調査でわかった物件選びのハードル

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ビューティガレージ コンシェルジュ室

日本最大級のプロ向け美容商材のオンラインショップ&ショールームを運営する株式会社ビューティガレージで、サロンの開業・経営支援のコンサルタント業務を担当。

15年以上のサポート実績と、数多くの開業事例、データに基づいた分析で、年間600件以上の開業に携わっています。

事業計画書の作成からお店のオープンまで、サロンオーナーと二人三脚で開業準備を行う「開業プロデュース」が好評。成功サロンを多数輩出しています。

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